花粉にも影響あり!?静電気の発生原因と対策について解説!対策グッズはこれがおすすめ!

ライフハック

冬になると、ドアノブに触ると静電気がおきて、触れるのが億劫になりますよね。

この時期の静電気は辛いよね、会社でも電気錠の扉に触れる時とか頻繁に発生する気がするよ、今回は発生する原理とその対策について解説していこう。

静電気とは?

まず、最も身近な静電気の発生のさせ方ですが皆さんも小さい頃髪の毛に下敷きをこすりつけて静電気を発生させる遊びをしたことがあると思います。

なぜこのように物質を擦り合わせると静電気が発生するのかについてですが主に物質はプラスの電荷とマイナスの電荷を少なからず混合して保持しており擦り合わせるタイミングで物質の特性に合わせて電荷が移動します。

https://www.tdk.com/ja/tech-mag/knowledge/087

この電荷が帯電しやすい物質に合わせて移動するのですが、このタイミングで発生する事象が静電気なのです。

帯電しやすい物質

このように材質によってプラスの電荷とマイナスの電荷を帯びやすくなっており、麻、綿は比較的帯電自体をしにくくなっています。

その為、基本的には帯電しにくい材質の服のみで構成する・・・というのが一番なのですが冬という時期にこの材質のみでコーディネートすることは難しいです。

その為、どちらかの電荷の材質と帯電しにくい麻、綿の組み合わせ、またはどちらかの電荷に寄せたコーディネートをすると静電気は発生しにくくなります。

例:
〇:ポリエステルのワイシャツ × アクリル or 綿のカーディガン
×:ポリエステルのワイシャツ × ウールのカーディガン

特に気にせず選んじゃってました・・・

実際意識しないと気付かないよね・・・ワイシャツ×カーディガンの組み合わせは実際してしまっててバッチバチに帯電してたからあとからこれに気づいたよ

上記ポイントを考慮した上で注意しなければならない点があります。それは人毛はプラスに帯電しやすい材質である、という点です。
この観点から髪が長い方はポリエステルやアクリル製の上着と接触すると静電気が発生し、同様に体毛が濃い方は同素材のズボンやタイツ等を着用すると同様に発生してしまう点です。
特に足回りは移動時、確実に擦り合わせることになる為、特に注意が必要です。

静電気は花粉等の微粒子も引き寄せる

これからの時期特に気を付けたいのが花粉、よく家の中に入る前にはよくはたいて落としてから帰宅することがルールになっている、というご家庭も少なくないのではないでしょうか?

静電気が激しく発生している箇所では物質同士がくっつきます、強力なものになるとスカートとストッキングなどがピッタリとくっつくことも、微弱に発生しているディスプレイ等でも細かい埃がくっついて離れない現象もこれにあたります。当然同じく微粒子である花粉にもこの現象が発生します。

花粉対策としては一般的にはマスクになると思いますが、よく売られている化学繊維のマスクの材質はポリエステルやナイロン・・・この為切っても切り離せない体毛と相反するので衣類の材質面以外にも対策が必要となります。

帯電対策

適度な湿度を確保する

静電気は高温多湿な環境で発生しにくく、低温乾燥な環境では発生しやすくなります。

理由としては空気中の水分量が少なくなり、放電されにくくなるため空気中に自然放電されない分、物質での帯電状態が維持されてしまう為です。

具体的にどのような環境で発生しやすくなるかというと一般的には気温25度以下、湿度20%以下と言われています。

この事象に対しての対策としては下記の様なものがあります。

・室内に洗濯物を干す or 濡れたタオルを干す

・観葉植物を設置し、水やりをする

・加湿器を設置する

静電気防止スプレーを利用する

スプレーには界面活性剤という成分が含まれています。

界面活性剤は水分と対象物をなじませやすくするはたらきがあります。 スプレーすると界面活性剤のはたらきにより、対象物が周囲の空気中にある水分を吸収し、表面に電気が流れやすい状態を作ります。

これにより空気中への放電効率を上げ帯電率を減らすことができます。

導電性の高い物質に接触する

導電性の高い物質に触れることにより体への帯電を減らし発生を抑える手法です。

一般的には下記のようなものに触れると良いとされています。(適宜触れないと逃がすために触れた時点で静電気が発生する可能性があります)

・金属製のドアに触れる

・金属製の蛇口に触れる

・放電シートを利用する

静電気対策グッズを利用する

こちらは良くある手に持って対象物にグッズを通して触れて予め放電するものになります。

場所を選ばす持ち歩くことができ、帯電状態で発生するあのバチッとくる静電気自体を軽減するものが多いです。

以前はこの分野でいうと廉価体では「ぺんてる」の出している反応すると顔が浮かび出るものが主流でしたが現在は発売していない為、私の利用しているものと昔ながらの定番についてご紹介します。

カーメイト NZ972 レジテック

シックなデザインなので場所を選ばず、キーホルダーになっているので社員証等につけて電気錠等に触れる前に利用しています。
先端が柔らかめの為雑に当てても傷つかないのがGOOD

・[ラウダ] 静電気除去 キーホルダー アンチショック

安心と信頼の定番商品、性能も評価も高いです。先端も真鍮製の為、車などにあてる場合は慎重に、夜に車にあてるとわかりやすく発光するので効果も目視しやすいです。

ブレスレット型

ブレスレット型は直接教えてるものとは思想が異なり、導電性の高い物質を身に着け空気中への放電効率を高めるものになります。その為、静電気を完全に防止できるものではないです。

空気中は比較的放電しにくく、効果を比較的実感しにくく効率よく放電する為には肌との設置面積を確保する必要があり、幅が広く導電性の高い材質のものを選ぶ必要があります。

まとめ

今回は静電気の発生原因とその対策、及び対策グッズについて紹介したよ

必ずしもグッズが必要なわけではなく、環境に合わせて有効な対処法を使用して

快適にこの季節を過ごしていこう!

服の組み合わせや湿度に関しては家にあるものでもすぐ対策できますしまず手が出せる範囲から改善していこうと思います。

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメント

タイトルとURLをコピーしました