

毎日使うものをと思ってお父さんにシェーバーをプレゼントをしようと思うんですけどどれが一番おすすめなんですか?

シェーバーと一口に言ってもメーカーごとに色んな特徴があるんだ、一番は肌質と用途に合わせて買うのがおすすめだよ、今回はまず選択に入るであろう3大メーカーについて紹介しよう!
3大シェーバーメーカーって何?
今日本においてトップシェアを誇っているメーカーは現在大きくわけて3社存在しています。
ドイツ創業であり1950年から電気シェーバーを手掛けている老舗:ブラウン
日本創業であり日本人の肌に合わせたバランスの良い製品が多い:パナソニック
オランダ創業であり医療機器も手掛ける、回転式という独自の技術を取り入れている:フィリップス
この3社の特徴と今の主流商品について解説していこうと思います。
シェーバーってどんなタイプがあるの?
シェーバーには大きく分けて2種類の駆動方式が存在しています。
往復式

まずシェーバーと言ったら想像するポピュラーな形式がこの往復式だと思います。特徴としては
・深剃りがしやすい
・剃るための面(ヘッド)が広い為、早く深く剃ることができる
・直接刃でカットする方式の為、剃っている感覚が強い
・商品ラインナップが多い
・短いスパンで替刃が必要
細かい点は多々ありますが、ダメージが大きい分しっかり剃れるのが特徴となります。
回転式

3つの丸いヘッドが集合している独特的な見た目をしています。こちらの特徴としては
・直接刃が肌に触れない為ダメージが少ない
・刃が内側についている為切った毛が飛び散らない
・振動が小さい
・静穏性が高い
・自己研磨式の為替刃のスパンが長い
こちらの大きな特徴は肌に優しいが深剃りには時間がかかるのが特徴となります。
3大メーカーの特徴

ふむふむ、駆動形式によってもかなり違うんですね、メーカーで異なる駆動方式の商品は取り扱ってたりするんですか?

今のところ違う駆動形式を1つのメーカーで取り扱ってるところはないんだよね、次はそれを踏まえた上でメーカーごとの特徴を解説していこう!
ブラウン

シェーバータイプ:往復式
深剃りに力を入れており下記の様な技術を採用している
独自機能
「ディープキャッチ網刃」:特殊な網目構造でヒゲを効率的に捕らえ、剃り残しを減少。
「アクティブリフトトリマー」:寝たヒゲやクセ毛を持ち上げてカットしやすくする機構。
「人工知能テクノロジー」:ヒゲの濃さを自動感知し、モーターのパワーを最適化。
専用洗浄機はアルコール洗浄機能を搭載しており、常に清潔に保てる
メリット
・深剃りが得意
・高級感があり、高耐久
デメリット
・肌へのダメージが大きい
・耐久性が高いがヘッドの交換コストは高め
ブラウン製のシェーバー種類についてはこちら↓
パナソニック

シェーバータイプ:往復式
日本人の肌に合わせており早剃り&深剃りに力を入れている
独自機能
「スムースローラー」:シェーバーが肌に密着しながらも摩擦を減らすローラーを搭載。
「ヒゲセンサー」:ヒゲの濃さを感知し、パワーを自動調整して肌負担を軽減。
「高速リニアモーター駆動」:世界最速クラスの14,000~15,000ストローク/分のリニアモーターを搭載。
メリット
・全体的に性能バランスが良い
・早剃り、深剃りが得意(刃の枚数を増やすほど性能が上がる)
デメリット
・本体の性能が高い分価格がお高め
・刃の枚数が多い程スムーズに剃れますがその分ヘッドが大きくなり携帯に不向き
パナソニック製のシェーバー種類についてはこちら↓
フィリップス

シェーバータイプ:回転式
3社中唯一の回転式専門メーカーであり肌に優しいことが一番の特徴
独自機能
「スーパーリフト&カット」:ヒゲを持ち上げて根元からカットする機構。
「マルチディレクション可動ヘッド」:3枚の円形刃が独立可動し、肌にやさしく密着する
長めのヒゲやクセ毛でもスムーズに剃れるため、毎日剃らない人にも向いている。
メリット
・肌に優しい
・振動が少なく、動作音が静か。
デメリット
・深剃り性能は低め
・回転刃のため、目詰まりしやすく、こまめな洗浄が必要。
・剃るのに円運動させる必要がある為慣れが必要
フィリップス製のシェーバー種類についてはこちら↓
シェーバー本体比較表
メーカー | 剃り方 | 深剃り性能 | 肌へのやさしさ | 洗浄システム | 振動・騒音 | おすすめ対象 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブラウン | 往復式 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ◎(アルコール洗浄) | やや大きい | 深剃り重視の人、手入れを楽にしたい人 |
パナソニック | 往復式 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ○(防水で水洗い可) | 普通 | ヒゲが濃い人、高速剃りを求める人 |
フィリップス | 回転式 | ★★★☆☆ | ★★★★★ | △(機種による) | 非常に静か | 肌が敏感な人、毎日剃らない人 |
洗浄機について


シェーバーもずっとお手入れ無しで運用ってできないですよね?
剃った毛も溜まりますし定期的にやるのって面倒じゃないですか?

本当は毎日掃除が望ましいけど実際問題難しいよね、週一くらいでお手入れできるならそれでいいんだけどめんどくさいって人にはランニングコストは掛かるけど洗浄機もあるよ、こちらについてもメーカー別に説明していこうか
ブラウン:アルコール洗浄システム
特徴
- 世界初のアルコール洗浄を採用し、シェーバーを99.9%除菌できる。
- 洗浄・乾燥・潤滑がすべて自動で行われる。
- 洗浄液にはレモンの香りがついており、爽やかに仕上がる。
- 洗浄中に刃を動かすことで、洗浄液が内部に浸透しやすい構造。
- 洗浄後は自然乾燥するため、完全に乾くまで数時間かかる。
メリット
✅ アルコールによる強力な洗浄&除菌で、細菌の繁殖を防ぎ衛生的。
✅ 油分を含んだ潤滑成分がシェーバーの動作をスムーズに保つ。
✅ ボタン一つで全自動洗浄でき、手間がかからない。
デメリット
❌ 洗浄液カートリッジのランニングコストが高い(1個約1~2ヶ月ごとに交換)。
❌ 乾燥に時間がかかるため、すぐに使用したい場合は手動で乾かす必要がある。
❌ アルコールが揮発するため、長期間使用しないと洗浄液が減る。
総評
ブラウンの洗浄機は、徹底的に除菌・清潔に保ちたい人向け。シェーバーを常に最高のコンディションで使いたい人には最適。ただし、洗浄液のコストがかかるので、ランニングコストを気にする人にはやや負担がある。
パナソニック:洗浄充電器(自動洗浄&乾燥システム)
特徴
- 専用の洗浄剤(洗剤)を水で薄めて使用する方式。
- 洗浄後にファンを使って温風乾燥を行うため、約90分で完全乾燥。
- アルコールを使わないため低刺激で、肌に優しい。
- 洗浄液の交換コストが比較的低い(約1パック 3ヶ月程度使用可能)。
メリット
✅ 水ベースの洗浄剤なので、アルコールアレルギーの人でも安心。
✅ 洗浄後すぐに使用可能(温風乾燥機能があるため)。
✅ 洗浄液のコストが安い(1回あたりのコストがブラウンより低い)。
デメリット
❌ アルコールを使用しないため、ブラウンほどの強力な除菌効果はない。
❌ 水を使用するため、長期間使わないと水アカが発生する可能性がある。
❌ 乾燥機能を使用すると洗浄機の消費電力が高くなる。
総評
パナソニックの洗浄機は、手入れのしやすさとコストパフォーマンスを重視する人向け。アルコールを使わないため、敏感肌の人やアルコールを避けたい人におすすめ。また、乾燥が早いので、朝剃ってすぐに洗浄→翌朝には完全乾燥というサイクルが可能。
フィリップス:SmartClean システム
特徴
- 水ベースの洗浄液を使用し、シェーバー内部の回転刃を洗浄する。
- 洗浄後にファンを使って自然乾燥(完全乾燥には数時間かかる)。
- 洗浄カートリッジは1個2~3ヶ月使用可能。
- シェーバーを裏返してセットすることで、洗浄液が回転刃の奥まで浸透しやすい構造。
- 上位機種には「Quick Clean Pod」という小型の洗浄機があり、コンパクト設計。
メリット
✅ 回転式シェーバーに適した専用洗浄機構で、内部までしっかり洗える。
✅ 洗浄液に潤滑成分が含まれているため、刃の摩耗を防ぐ。
✅ 洗浄カートリッジの交換頻度が低め(2~3ヶ月に1回)。
デメリット
❌ 乾燥に時間がかかる(温風乾燥がないため)。
❌ 洗浄液の価格が高め(ブラウンよりもランニングコストが高くなる場合あり)。
❌ 洗浄機自体が大きめで、収納スペースを取る。
総評
フィリップスの洗浄機は、回転式シェーバーに特化した設計で、内部までしっかり洗えるのがメリット。ただし、乾燥が遅く、洗浄液のコストがやや高めなのがネック。フィリップスの回転式シェーバーを愛用している人向け。
洗浄機比較表
メーカー | 洗浄方式 | 除菌効果 | 乾燥方法 | 乾燥時間 | ランニングコスト | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブラウン | アルコール洗浄 | ◎(99.9%除菌) | 自然乾燥 | 数時間 | 高い | 強力除菌、手入れが楽、コスト高め |
パナソニック | 水+洗剤 | △(殺菌効果なし) | 温風乾燥 | 約90分 | 低い | 乾燥が速い、肌に優しい、低コスト |
フィリップス | 水+潤滑洗浄液 | ○(適度な除菌) | ファン乾燥 | 数時間 | やや高め | 回転刃の内部洗浄が得意 |
徹底除菌・メンテナンスの手間を省きたい →「ブラウン」
低コスト&すぐに乾燥 →「パナソニック」
回転式シェーバーを清潔に保ちたい →「フィリップス」

前述した通り、便利だけど洗浄機代&ランニングコストも相応にかかるので自力メンテの手間とよく考えた上で判断しよう!
商品の使用感
私は最初髭が生え始めた際、家族にPanasonic製のシェーバーを買ってもらっていた為、しばらくはPanasonic製のシェーバーを使い続けていました。
しかし使っていると自分の肌から血がでてしまうことが時々発生し、自分の肌の質に合わせて途中からフィリップス製のシェーバーに切り替えました。
音も静かで肌にも優しいフィリップス製シェーバーは剃った毛も飛び散らず、周りに爆音が鳴り響くことも無い為、今のところこちらの製品で落ち着いていますが、髭が比較的濃く、更に肌も弱い二重苦の体質の為、本当に綺麗に剃ろうと思うと朝にそこそこの時間がかかってしまうという点、更に言うと伸びる速度も速い為、仕事終わりには結構青髭通り越してジョリっとするくらい生えてしまうので今のところ結論は出ていませんが体質に合わせて選ぶのは本当に大事だと思っています。
実は、家族がブラウンのシェーバーも利用しているのでそちらも借りたことがあるのですが、確かにヒリヒリしますが青髭も残らないくらいビシッと深剃りできる為、肌へのダメージを気にしなければそれぞれのメーカー共に素晴らしい商品であることは実感していたりします。
まとめ

色んな種類があるんですね・・・よく考えたら肌質なんて気にしたことなかったのでそれとなく聞いてみます。

恐らく何をもらっても娘からのプレゼントは喜んでくれるよ!だけど実用性を考えるなら毎日使うものだし肌質に合わせてしっかりと吟味してあげた方がいいかもね!
とにかく深剃りしたい! → 「ブラウン」or「パナソニック」(特にラムダッシュ6枚刃)
肌が弱い・敏感肌 → 「フィリップス」(回転式は摩擦が少ない)
ヒゲが濃く、剃るのに時間をかけたくない → 「パナソニック」(高速リニアモーター)
手入れを簡単にしたい → 「ブラウン」(アルコール洗浄機が便利)
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